むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

渡仏6週目の覚書 日本人留学生との交流、発表課題1つ目

渡仏6週目、9月20日-26日

f:id:mukago3:20210928165151j:image雷雨直前の暗い空。

同じコースに通っている日本人から、大学の1年上にも日本人がいるのでその家族と一緒に夜ご飯でもいかが、というお誘いをいただき、渡仏後初の外食。連れて行ってもらったレストランは、一見すると間口も狭く人も入っていないようだが、お店を通り抜けたところに広がる中庭はたくさんのお客さんで賑わっていて、とても楽しい時間を過ごした。

金曜は少人数授業の担当回だった。20世紀フランスの歴史の授業で、事前に参考資料といくつかの質問が配布され、参加者はA4三、四枚くらいで回答を作成。授業当日は、事前に決めた担当者がメインになって、質問に回答していく形で進められる、というもの。初回の担当をすることにしたので進行方法など不安だったけど、実際は先生が進行役と詳しい解説をしてくれたので、生徒が主体になることはなく。準備した範囲内であらかた対応できたので一安心。

金曜の授業に向けて、月曜からかなり時間をかけて準備していたので、週末はぼんやりとしていた。土曜日、日本人から教えてもらったナチュラルワインショップに行ってみる。日本でPierre FrickのPinot blancを飲んで好きだったと伝えたら、同じアルザスの白をおすすめしてくれたので、時間をかけて飲んだ。

f:id:mukago3:20210928165635j:imageFrederic Gechockt Grand cru Kaefferkopf 2016 確かに芳醇複雑な味わいがPierre Frickと似ている。抜栓したてで温度が低いと少し棘があるようにも感じたけど、好み。

日曜は、前日に買っておいた煮込み用牛肉と赤ワインでブッフ・ブルギニョンを作った。ワインをしっかり煮詰めると酸味が消えて濃厚になり美味しい。

この週末でワクチン2回目接種から2週間が経過したので、晴れて自由の身。カフェにも美術館にも行けるし、旅行もできる。しかし、これまでの何週間かですっかり、平日は学校(授業に出るか図書館に籠る)、週末は読書と掃除洗濯、料理に散歩のリズムが出来上がってしまったので、意識しないと外出を挟む隙がない。