むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

(遅ればせながら)渡仏56週目 パリで買ったもの

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下書きまでして、もろもろの写真を撮りそびれてあげていなかった日記の供養。

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9月5-11日 パリは雨模様の日が多く、気温が下がってずいぶん秋らしくなった。

そんな秋を迎える前に、買ったもの。

f:id:mukago3:20220920035902j:image・Sandroの白ブラウス : ただのふんわり袖のブラウスと思いきや、ケープみたいになっているのが可愛い。セールも終盤になって50%offだったので即決。綿100%で皺になりやすいけど気にしないで着る。洗濯で色がくすむかと懸念してたけど、色物と一緒に適当に洗濯機に放り込んでも問題なし。寒くなってきたけど、薄手の長袖を下に着てまだまだ活躍させたい。

f:id:mukago3:20220920035910j:image・GANNIのジャケット : そろそろ肌寒くなりそうと、軽く羽織るものを探してたときに発見。ショート丈が普段の格好に合わせやすそうで、かつ、袖が太めだから下にセーターなど着込めるのも便利。ギャラリーラファイエット->チュイルリーの路面店->プランタンと、ちょうどのサイズを探して回った。デパートの店舗の在庫状況は店舗間で共有されていないから、店員さんもどこにどのサイズの在庫があるか全部は把握できないそう。

・A.P.Cのサンダル : 夏の靴は、ナイキのカジュアルなスポーツサンダルしか持っていなかった。どこまででも歩いていけるのは気に入っていたけど、格好良いのも欲しくて見つけたもの。足の甲を広めに覆っているので、秋も靴下かタイツを合わせて履くつもり。ヒール高めなのであまり歩かない時用。

f:id:mukago3:20220920035928j:image・miumiuのローファー : たくさん歩けて、カジュアルすぎない靴を探していて、ギャラリーラファイエットの靴コーナーで見つけた。値段がそれなりにするので迷ったけど、去年一年は全くといって良いほど買い物をしなかったので、と理由をつけて購入。まだ皮が硬めなので、少しずつ慣れさせながら履いている。

f:id:mukago3:20220920035954j:image・シールで貼り付ける壁掛け : パリのアパルトマンの収納は十分で、持ち物が少ないからむしろスペースは余っているくらい。ただ、よく使うバッグはすぐ手に取れるよう壁にかけておきたくて、でも釘を打つのはNGだし、、と思っていたときに大きめのスーパーでシールタイプの壁掛けを見つけて即購入。

f:id:mukago3:20220920040009j:image・ビニール傘 : 南仏にいた一年は雨具を持たずに乗り切った。そもそも降水量が少ないし、授業があるときに雨が降ったらパーカーのフードと合否のコートで凌いで。パリでは流石にそうもいかないので雨具を買わないと、と思っていた矢先に旅行先のリールで見つけたもの。造りはちゃちいんだけど、雨でも楽しくなりそうな明るいデザインが気に入った。あと、ころんとしたフォルムも可愛い。日本には持って帰らないので1年使えればよし!

f:id:mukago3:20220920040051j:image・トレー : 部屋に入ってすぐのところに棚を置いて、アクセサリーや鍵、お財布の場所にしている。よく使うアクセサリーはベネチアで見つけた小皿に、頻度低めアクセサリーは昔タイでもらった陶器に居場所にしているんだけど、鍵とお財布はちょうど良いものがなくて棚に直置き。ごちゃっとして嫌だった。マレ地区のBHVで見つけたトレーは、鍵を置いても傷つかなさそうな加工、ぴったりのサイズ感、不思議なイラストと色合い、全部がちょうど良くて嬉しくなった。2ヶ月くらい蚤の市やデパートや雑貨屋さんで良さげなものを探していて、もう安めの木のトレーでもその辺で買っちゃう?と思ったりもしたけど、妥協しなくてよかった。

オルセー美術館オランジュリー美術館友の会

これはパリに住んだら入ろうと思っていたもの。友の会に入ると、1年間の無料優先入館ができるから。無料だと気軽に少しだけ観にいけるのがとても良い。混んでいたらサクッと引き上げたり、デッサンとか見逃しがちな地味な作品をのんびり眺めたり、ざっと回って今日気になる絵をじっくり眺めたり。優先入場も地味にありがたい。入館に行列ができるほど混んでいたのは2回くらいだけど、絶対並ばずにさっと入れると分かっているのは安心感。

ルーブル美術館友の会

オルセー美術館の友の会に入って良さを実感したのと、オルセーはそこまで広くないので毎週通っていると気分を変えたくなって、ルーブル美術館の友の会にも入った。初めは美術館に行って入会手続きしようと思ったんだけど、時間指定チケットを持っていないと入館に相当並ばないといけなくて、オンラインで申し込み。会員証は、1週間くらいで届いた。こちらも1年間の優先無料入館ができるのと、定期的に雑誌や今後の展覧会情報が郵送で届く。ルーブル美術館は常に行列なので、優先入館はほんとにありがたい。あ、ただピラミッドにある正面入り口からは入れなくて、その横にある専用入場口か、地下入り口からのみ。とにかくルーブルは広いので、好きなときに何度でも行けるありがたさよ。まだ3、4回だけど、少しずつ制覇中。先週末はエジプトエリアでパピルスや壁画を眺めて楽しかった!作品の説明も記憶よりも充実していて、一つずつ読みながら回っていると時間が溶ける。

 

f:id:mukago3:20220920040316j:image2週目以降、課題をこなすのに週末もパソコンに向かっていて気が休まらない。なんといっても、英語・仏語だと情報を探すにも本や論文読むにも日本語の何倍もの時間がかかる。あと、フランスの事例が課題になったとき。例えばケーススタディーが「Pôle emploi(仏版ハローワークみたいなもの)の職務改善案のプレゼン」だったんだけど、そういう時はPôle emploiについて調べるところから始まるし。

授業の一つで統計分析のためのプログラミング言語「R」の基礎を習っているけれど、本当に楽。そして、先生が自分の経験など交えながらおしゃべりするような授業での消耗が著しい。

何か癒しを作らなければ。行きつけのカフェとか、お気に入りのレストランとか。顔馴染みだけど一定の距離感を保って深入りはしない、っていう関係性が必要。