渡仏92週目 観劇乾杯監獄缶詰
5月22から28日
夏季集中講義を受けながら修士プロジェクトの追い込み。これまでもギスギスしていた人間関係がさらに険悪になり、学校のアカデミックアドバイザーも巻き込んで騒ぎが拡大。それでも提出期限は近づいてくる。
最終手段として週末はグループメンバーを家に呼んで(今の時期、土日祝は学校の図書館が閉まっていると言う事情もある)、この項目を書き終わるまでは今日は帰らないこと!と無理やり進める。土日月と、朝から夜11時まで缶詰して少しずつ形になってきた、かもしれない。
といっても毎日10何時間も集中できるはずもなく、メンバーの一人がプロダンサーでもあるので、突然彼女がインストラクターでストレッチ/ヨガレッスンがはじまったり。
気分転換に果物やおやつ、つまめるものを出したら一瞬でなくなって笑っちゃったり。
夜ご飯にパスタをどっさり茹でて出したら、翌日は自分の国のお菓子を持ってきてくれたり。
そういえば平日にはちょっと久しぶりに観劇。Christian Hecq演出「海底二十万浬」。数年前にコメディフランセーズのViex Colombierで上映していたもののリバイバル。この演出家、2022年のモリエール賞theatre public部門を町人貴族で総なめしていて、友達も絶賛していたので是非とも見に行きたかったんだ。
原作は当然よく知っているし、それが毒々しいフレンチユーモアと軽妙なセンスで賑やかに具現化されていて2時間弱楽しんだ。