やけくその赤ワイン

12月15日（火）昼間かなしいことがあったのでやけくそのマグナム赤ワイン。ラム肉をお味噌、日本酒、みりん、玉ねぎすりおろしに丸一日漬け込んだのを焼いた。

このワイン、安くて大きいってだけで家にあるものだけど、赤ワインプロトタイプというか、癖も主張もなくて食事の邪魔をしない。気づくと飲んでいる。バルザック「ゴリオ爺さん」で貧乏な下宿人たちが、ゾラ「居酒屋」でどうしようもないアル中たちが飲んでいそうなワイン。

いや、イメージで適当なことを書き散らすのはよくない。ワインのシミは貧乏とだらしなさの象徴だけど、「ゴリオ爺さん」で出てくるのはたしか悪党ヴォートランが振る舞うボルドーの高級ワイン。それにアルコール中毒の原因は度数の高い蒸留酒だった…筈。こういう小説の消費の仕方は好ましくない。

大学院出願、とりあえず全ての項目を記入して必要な書類を添付した。明日最後にもう一度見直してsubmitをクリックするつもり。12月20日までにsubmitすれば2月25日までに合否がわかる予定。