一念不動 特別純米 ひやおろし
食中酒として。冷蔵庫に入れておいて飲んだけど、もう少し温度を上げた方が旨みを味わえたかもしれない。
数年前日本酒に凝っていたころ、いろいろと飲み比べた。同じ酒蔵、造りでもお米、酵母、精米度が違うとどうなるか。一年寝かせるとどう変わるか。同じお酒でも温度を変え、お猪口を変えると口中でどの印象が強くなるか。もちろん口に含むものに合わせたお酒の選び方も。
銀座、西荻窪、神楽坂、いろいろあるけど一番の先生は亡くなってしまった「ふしきの」の宮下さん。
どんなお酒も彼のパラメータのいじり具合次第だった。
そのころの経験でもっていまの想像力があるんだろう。このお酒は常温に戻したあと、優しい口当たりの広めの塗りのお猪口で、昆布〆した鯛に煎り酒をちょっとつけたのでやりたいなぁ、とか。
お風呂に入浴剤を濃いめに入れてまったりとした肌触りを堪能する木曜。週末まであと1日。