渡仏46週目 パリのアパート入居
6月27日〜7月3日
6月末日までモンペリエで過ごす。基本はのんびり、いくつか企画展へ行ったり、滞在許可証更新の手続きをする。
30日、10時台のTGVでパリへ。15分遅れでパリ・リヨン駅到着、アパートに向かう。内見をしないで決めたアパートは良くも悪くも事前に写真でみていた通り。30平米強、学校まで徒歩1分。ベッドと机と本棚でいっぱいになるくらいの狭さが好きなので、正直なところ広過ぎて居心地が悪い。あと、高級ブランドのお店が並ぶ通りを抜けないとスーパーにも行けない。南フランスの1年間ですっかりゆるーい格好に慣れてしまったところ、気合を入れ直さなくては。
とりあえずロゼのスパークリングワインで乾杯して早々に床につく。
7月1日、とはいえ特に気合の入っていない格好でスーパーへ掃除道具の買い出し。除菌ペーパーでアパート中の床掃除をして、素足で過ごせるようにする。すぐに寒くなってスリッパが手放せなくなるだろうけど、やっぱり室内では靴を脱ぎたいものだから。
7月2日、モンペリエのホストマザーとパリで落ち合ってベルギーへ。
目的その1:ホストブラザーがワーテルローの隣街に住んでいるので、息子に会いたいという彼女に付き合う。目的その2:初ベルギーなので、少しは観光をする。
到着して早速ホストブラザーの住んでいるシェアハウスに遊びに行く。庭に大きなプールがあったので「いいなー」を連発したら、ハウスメイトのジュリー(女の子)が水着を貸してくれた。
しばらくするともう一人のハウスメイト、トマも帰ってきたので、夕食に呼ばれる。ジュリーがパエリアを作ってくれて、ホストブラザーは庭の石窯で鶏の丸焼き。食後にはチーズと「リエージュのシロップ(デーツやりんご、洋梨のジャムらしい)」をつまみながらお喋り。ジュリーもトマも、とても感じよく、初対面ながら楽しい時間を過ごした。
思い返してみれば、ホストブラザーの友達は高校時代からみんな良い人たちばかりだった。素行は(日本人からしたら)あまり良くないところもあったけど、フランス語が拙くてもきちんと話を聞いてくれて、適度に関心を示し、それでいて気を使い過ぎない。人徳だなあと感心する。