フランス大学・大学院留学にかかる費用(行政手続き編)
奨学生として又は社費等でフランス留学する場合の行政手続き費用について調べたのでまとめておこうと思う。具体的な手続方法は実際に行ってから別途。
※2020年6月10日現在の情報。
フランス留学にあたって必要な行政手続きの流れ
●渡仏前
・ビザ申請
●渡仏後
・CVECの負担金を払う
・留学先の高等教育機関に登録する
・銀行口座を開く
・OFII(フランス移民局)でのオンライン手続き
・セキュリテ・ソシアルへの登録
・CAF(フランスの住宅補助・家族補助制度)への登録
(参考:キャンパスフランス)
https://www.japon.campusfrance.org/ja/a-l-arrivee-en-france
この記事では、上記のうち費用の発生する下線付きの手続きについて費用をまとめる。
1.ビザ申請
Campus Franceへの登録+面接→在日フランス大使館への登録+面接 の二段階の支払い及び手続きが必要となる。
Campus Franceへの登録:20,800円
免除規程:なし。
在日フランス大使館への登録:50€分の日本円。
免除規程:公用旅券の場合は免除。国家公務員が行政官として留学する場合は免除されると思われる。
https://france-visas.gouv.fr/ja/web/jp/dispositions-locales
2.CVECの負担金を払う
年間92€(2020-2021)。
免除規程:難民等と並んで"Les boursiers ou bénéficiaires d’une allocation annuelle accordée dans le cadre des aides spécifiques annuelles" が免除対象。フランス政府給付金奨学生は学生側での免除申請手続き不要。その他の免除対象者は適宜証明書類をCVECサイトで添付して送り、審査を待つ。
3.留学先の高等教育機関に登録する
額は留学先による。EU経済圏居住者は年収によって登録料が変動。EU経済圏居住者以外はたいてい最高額が求められる模様。
4.OFII(フランス移民局)でのオンライン手続き
日本で発行した長期学生ビザを、渡仏3か月以内にOFIIに登録。最長1年間有効で60€。
免除規程:なし。
そろそろ夏が近づきTCFを受けないといけないので、ぱったり途絶えていたフランス語の勉強も再開する。