渡仏70週目 クリスマス
12月18〜25日
パリに戻って、人と会う約束もないのんびりした1週間。こういう日が必要。
と思いきや、来学期のカリキュラムが発表されてクラスメートが大反発。
必修科目の去年からの変更点が許せない、平日遅い時間や土曜に授業があるのが許せない、修論にあたるポリシープロジェクトの選択肢が少なすぎて許せない、そもそも教務課の仕事の仕方が許せない、などなど。
即座に考えをまとめて書き出し、教務課に面談を取り付けて抗議して、修正だのなんだのを約束させる。
クラスメートにとってこの学校での一年は、転職のための学位とスキル、人脈獲得で、そのために安くない学費を払っているので、学校が提供するものが学費に見合っていないと思えば抗議する。
彼ら彼女らとはこの一年で手に入れようとしているものが違うと、こういったときに強く感じる。
24日には配偶者がフランスに来るので出迎え準備。リネンやタオル類を洗濯したり、水回りの大掃除、クリスマスの食材買い出しなど。
空港まで迎えに行き、長時間フライトと時差ぼけで疲れているので軽く食べて早めに床についてもらう。
25日はその分早くに目が覚め、日の出前のパリを散策。
帰宅するとお腹が空きすぎてげっそりした顔をしている。慌ててお昼ご飯を用意。クリスマスなのでフォアグラといちじくのソテー、イベリコ豚の生ハム、パテ・オンクルーと、ケークサレ、鴨の燻製、栗のポタージュに生カリフラワーのサラダなど。品数多めにほぼおつまみ。
ゆっくり食べてお昼寝したら、エッフェル塔までまた散歩。
観光客で賑わっている。まだ時差ぼけも残っているし、人混みで疲れたようなのでちらっと眺めてすぐ帰宅。
まあこれで一応クリスマスらしいことしたと言えるでしょう。