渡仏62週目 パリは騒々しいが関係なく過ごしている
10月17〜23日
18日の火曜日は物価高などに抗議する大規模デモがパリであり、公共交通機関もかなり間引き運転・遅延があったそう。徒歩で通学できることを第一にアパルトマンを選んでいるので、ニュースでは見かけるものの関係なく過ごしている。ただし朝8時からの授業の出席者がいつもの半分くらいだったり、夜9時過ぎに終わる授業がオンライン参加可能になったりした。
物価については、確かにスーパーの商品が気付くと値上がりしている。この間まで1パック3.2€だったソーセージが4.9€になっていたり。
それからガソリン不足。ここ数週間ほどで耳にするようになった。ものが不足気味なのに加えて、会社は過去最高益を上げているのに従業員の給与に反映されていないことに抗議してのストの影響らしい。給油に何時間も並ぶとか、並んでも売り切れているとか。徒歩圏で生活しているのでやはり実感はない。通りの車の量も変わらないし。郊外に住んでいて子供のいる知り合いは、子供の調子が悪いけれど医者に連れて行くには車が必要で、ガソリンが残り少ないから車を出すのを躊躇う、と言っていた。そう聞くと深刻さが身近になる。
木曜日、いつものごとく朝から図書館に行き、課題を一つ終わらせたら15時だった。まだ、やれることはある。来週のプレゼンともう一つの課題。11月頭に締め切りのレポート準備などなど。何をするか迷って、どうも集中できなさそうだし今日のところは切り上げてオルセー美術館に行くことにした。企画展のムンクは激混み、ミレーの晩鐘を眺めて帰る。