むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

渡仏63週目 プレゼンを終えiPhoneを買って迎えた冬時間、そしてバカンス

10月24〜30日

f:id:mukago3:20221103210454j:imageあっという間に1週間が始まって終わり、また始まる。毎回同じようなことを書いている。

課題1の提出、プレゼン、課題2の提出が重なる1週間。1は早めに終わらせて提出しておいた。

f:id:mukago3:20221103210632j:imageプレゼンは1週間前に大枠を固めて先生に事前提出し、コメントやアドバイスをお願いしていた。しかし無反応なので、仕上げてスクリプトを書き、友人2名にお願いしてプレゼンの練習に付き合ってもらう。分かりにくい表現を直して、詰まらず紙を見過ぎず話せるようになった前日夜に、ようやく先生からコメントが届いた。急いで追加修正する。本番ではあまり質問が出なくて、やっぱり興味を引くプレゼンというのは難しい。先生からは、明快で筋が通って分かりやすいと言われ、それは内容が薄いということだなと受け取る。

とは言えなんとか終わらせたのでそれなりに解放感。学校のカフェに行ったらクラスメートがいた。韓国系アメリカ人の彼女は、顔を合わせるといつも服装や持ち物にポジティブなコメントをくれる。いかにもアメリカ人なコミュニケーションだけど、褒められるとやっぱり嬉しい。彼女はジャージや運動着が多いので褒め返し方に悩んでいたところ、カフェに彼女の友人も来た。その子は「いつもお肌ピカピカでかわいいね」と返していて、なるほど素敵。

昔読んだサウンド・オブ・ミュージックアメリカ編を思い出した。映画ではアメリカに亡命して終わるけど、本ではその後のアメリカ生活を描いた第二部がある。

www.kinokuniya.co.jp

その中で一家が出会ったある男性は、必ず女性を褒める。顔立ちだとか髪だとか持ち物だとか。ある日敬虔な尼僧さんと出会い、何を言うのか興味津々でいたら「なんと。これほど美しい声で話される方は初めてです」。

閑話休題

f:id:mukago3:20221103210651j:imageずっと使っていた古いiPhone、ついに電源から一瞬でも話すと即落ちるようになったのでApple storeに買い替えに行った。ガジェットへのこだわりはないし小さいのが好きなのでiPhone13mini。現行機種で最小でも手から余る。落とさないように気をつけないと。最近は授業が終わると真っ暗なので、夜でも写真が綺麗に撮れるようになったのは嬉しい。

f:id:mukago3:20221103210601j:image日曜朝、起きると冬時間。寝ている間、夜中2時台が2回繰り返されているらしい。フランス中の電子時計がくるくると1時間巻き戻るのを想像する。