渡仏66週目 秋学期も終わりが近い
11月21〜27日
試験、レポート、レポート、レポート、試験の1週間。前々から準備したりレポート書き始めたりしていたけど、やっぱり大変。一度も休講がなかった授業は今週が最後。
最終授業にしてようやく英語で授業を受けるのに慣れた気がする。最初の頃は聞き取りがあんまりできず、パワポを手がかりになんて言っているのか解読していた。そのあと少しずつ聞きとりに慣れてきたけど、音として認識しているけど意味がつながっていない状態。それがなんとか、音と一緒に中身も入ってくるようになった。とは言えまだまだだけど。。。特に基礎知識のない分野は辛い。
レポートの一つはグループワーク。グループで設定したテーマに沿って関係者にインタビューをして結果をまとめ、Github Pagesでホームページを作成して成果物を載せる、というもの。せっかくの機会なのでかっこいいホームページを作りたかったんだけど、他の課題に追われて全然手をかけられなかった。それにGithub使うのが初めてでいまいち仕組みを理解しきれず、ちょっとした変更をいちいちグループの他の子に承認してもらわないといけないのが申し訳なく、最低限の体裁を整えるだけになった。残念。
その合間に国際データ規則の授業でおこなっている国際会議(仮想)の提案を作り、他の国(仮想)と交渉しながらサポートを取り付け、事務局(仮想)に提出。
街はW杯で盛り上がっている。
もみの木も売られてる。
土曜日は午前中に一つ課題を終わらせて、午後は友人夫妻とルイヴィトン財団の美術館へ。
船をイメージした建物はフランク・ゲーリーの設計。なんだかスペインのビルバオの美術館を思わせる、と言ったら同じ建築家の設計とのこと。不勉強が露呈。
企画展は、アメリカ出身の女性画家Mitchellとモネの照応。
屋上のテラスからはブーローニュの森やラ・デフォンス、パリの街を眺められる。寒いけどホットチョコレートを手に回る。日本の秋は銀杏に紅葉で鮮やかだけど、パリはスレート葺の屋根、グレーの空、くすんだ黄色のプラタナスの葉でモノトーンだよね、と下手なヴェルレーヌみたいなことを言ってしまって、大学の授業で「秋の歌」を暗唱したのを思い出した。
ベンチに腰掛けてる老夫婦、女性は足が地面についてなくて親近感。