むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

渡仏55週目 パリ政治学院はじまりの一週間

渡仏55週目(のはず) 8月30-9月4日

パリ政治学院での授業は8月最終週から始まった。高校までは9月1日始まりなのを考えると、一足早い秋学期。

f:id:mukago3:20220904165752j:image前週に軽いオリエンテーションがあり、クラスメートと顔を合わせた。私はMaster of Public Affairsという社会人経験者向け1年間の修士プログラムに属しており、クラスメートは13人。うち11人が女性。米英出身者が一番多く、フランス人が2人、アジア系は日本人が私を含め2人、あとはチリ、メキシコなど。少人数なので仲がよく、授業のあと飲みに行ったり、週末も一緒に遊びに行ったりしている(私はまだ参加していないけれど...)。

月曜、今週はフランス語の授業一コマのみ。初回授業だったからかもしれないけど、フランス語でおしゃべりして遊びましょう、という感じで残念。フランス語の授業は週に何コマも開講されていて、他の授業との兼ね合いで月曜のを選んだんだけどいまいちだったかも。後期は違う先生の授業を試してみたい。

火曜は朝8時から「公共政策の分析的アプローチ」。本当は夜にも一つ授業があるんだけど、今週は休講。友だちの引っ越しを手伝ってきた。パリ内での引っ越しだったので、スーツケースに荷物を詰めて旧居と新居を2往復。一人でも時間をかければできるけど、重い荷物を引きずりながら延々と移動を繰り返すのは、ほら、精神的に辛いものがあるから。。そのあとはモスク併設のレストランでタジン鍋料理を食べた。

f:id:mukago3:20220904165853j:image店員さんもお客さんも雰囲気よく、ラムのレモンコンフィ煮込みも美味しく、労働のあとの楽しい時間。

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水曜は1日に2時間*3コマ、計6時間の授業で一番大変な日。2コマはフランス語で、1コマは超フランス語訛りの英語で、今聞いているのは何語なのか分からなく瞬間があった。英仏まじりの学校生活は想像以上に疲れて、9時過ぎに最後の授業がおわったときにはぐったり。

でも木曜は講義を入れていないので一息つける!

f:id:mukago3:20220904165941j:image図書館で勉強したあとは、相変わらず人が多いルーブル美術館で比較的空いているエジプトコーナーの壁画やパピルスを眺めたり。

金曜は必修が2コマ+演習1コマ。必修のうち1コマは急遽オンラインになった。クラスメートと一対一で話してその内容をみんなに紹介してね、というコーナーで、そもそも英語の聞き取りには神経を使うのに、さらに雑音が酷くて相手の言っていることがよく分からず、ちょっと落ち込んだ。

f:id:mukago3:20220904165949j:imageそう、一週間で身に染みたけど、英語でのコミュニケーションはフランス語以上に神経を使って疲れる。ゆっくりでもいいので慣れていかないと。。

週末は自分を甘えに甘やかし、海老とサーモンのグラタン(海鮮物はお肉や乳製品と比べて高めなので贅沢をしている気分になる)を作ってロゼワインで。