むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

渡仏24週目 Carte Vitaleがついに届いた

渡仏24週目 1月24〜30日 毎日快晴

f:id:mukago3:20220202010733j:image木曜日、帰宅してポストを開けたらl'Assurance Maladieからの封筒を発見。つい「やった!!」と声に出ていた。

というのも、ここ2週間ほど毎日ポストをチェックする日々だったから。1月上旬にCarte Vitale(健康保険証)の申請用紙を送付してからというもの、まだかなとそわそわしていた。健康保険証がないと、薬局での抗原検査も有料(25€)だし、処方箋の薬を買うにも一度全額立替払いをして、払い戻し手続きをしないといけない。近所の薬局は、払い戻しに必要な書類をスムーズに発行してくれないので、これまでは諦めて保険適用前の価格で買っていた。それでも日本よりは安いし。

保険証があれば、カードの提示で保険が適用される。何より「何かあったとき」の安心感が違う。

ここまでの道のりは長かった。

1.渡仏後、住所が決まってすぐの8月下旬に健康保険加入申請。必要書類をオンラインフォームにアップロードするだけなのですぐに終わると思いきや、1週間ほどして、滞在許可証と戸籍抄本が求められている書類に合致しないので適切な書類をアップロードし直すように、というリクエストが届く。ググってもこれで間違いないはずだし、知り合いも同様の書類で受理されたと言っていたので、再度同じ書類をアップロード→適切な書類の再リクエスト→同じ書類を再々アップロード。コンクラーベ

2.9月中旬、ついに白煙、仮の社会保険番号が交付される。早速かかりつけ医を登録したり、薬の処方箋を出してもらう。

3.12月25日、正式な社会保険番号が交付されたとのメッセージがメールで届く。健康保険証の交付をオンラインで申請できる、と書いてあるが、申請しようとすると「まだ申請受付可能な状況ではありません」とのエラーメッセージ。

4.1月1日、健康保険証の申請用紙が郵送でも届く。オンライン申請は諦めて、1月6日に申請用紙を投函。書留にしていなかったことに気づくも後の祭り。

5.1月27日、健康保険証が届く。最初の申請から5ヶ月。長かった。

f:id:mukago3:20220202010703j:image街ではミモザの鮮やかな黄色がまぶしい。ひと束を友達を半分こ。太陽を取り込んだ気分だったけど、香りが強くて窓辺に出してしまった。