むかご日記

@霞ヶ関。2021年-2023年フランス留学(エクス・アン・プロヴァンス政治学院→パリ政治学院)

渡仏34週目 試験第二弾と大統領選

渡仏34週目 4月4〜10日

f:id:mukago3:20220411151013j:image月曜日、久しぶりの方(Hさんとする)から連絡をいただき、何かと思ったらインターンの情報提供。

私は日本にいたとき、ヨーロッパにツテのありそうな人に、留学中にインターンをしたいと思っている、何かあったとき(インターン応募に際して推薦状が必要、等)にはよろしく、と言っていた。それを覚えていた人(Kさん)が、周囲に、適当なインターン情報があれば私に回すようにお願いしてくれていたらしい。そして、Kさん伝いに私がインターンを探していることを知ったHさんが、わざわざ連絡をくれたのだ。ありがたいことである。

この夏のインターン、募集要件とこちらの都合が合わなかったりで、もうほぼ諦めていたけど、詳細な情報もいただいたので応募することに。締め切りまでほとんど時間がなくて急いでエントリー。書類はあまり練られていないし、先方の条件に合致しない点もあるので通る見込みは薄いけど… 推薦人が3人必要で、まずHさんとKさんにお願いする。

インターン関係でバタバタしながら迎えた金曜日は、フランス戦後(第五共和政)政治の試験。授業の資料を読み返し、日仏入り混じったノートをまとめ直して臨む。お題は「ド・ゴールの外交」だった。米国からの経済的軍事的独立、ヨーロッパのリーダーとしての地位の確立、ポスト・植民地主義、それらに対する他国からの批判etcを書いた。この授業は少人数なので、2週間後に回答への講評があるのがありがたくも怖い。

試験後、先生にインターンの推薦人3人目になってもらえないかと頼み、快諾いただく。推薦人3人とも全員が仕事つながりの日本人というのは避けたかったので、よかった。

f:id:mukago3:20220411151040j:image土曜は、少し歩いて画家セザンヌのアトリエなどゆかりの地をめぐる。

f:id:mukago3:20220411151059j:imageセザンヌが描いたサン・ビクトワール山が綺麗に見えた。家から近いとはいえ、なかなかの坂道が30分ほど続くので汗ばむ。

f:id:mukago3:20220411151108j:image日曜日は大統領選。といっても選挙ポスターも貼られていないし、結果はマクロン、ルペンが2回戦で見えているのでちょっと盛り上がらない気分。